赤ずきん君のブログ

サッカー、読書、筋トレ、旅行、サウナが好きな大学生です。読書の感想をメインにブログを更新していきます。

幸せなお金の使い方

みなさんはお金をどのように使っているだろうか?

 

僕がここで言っているお金は生活費などのことではない。

もちろん家賃や食費、携帯代など生活に必要なもののためにはお金を支払わなければならない。

それは生きていくために必須だ。

 

僕が今回気になったのは給料からそれらを差し引いた、残りの自由に使えるお金だ。

たぶんここのお金の使い方次第でこれからの自分の人生の幸福度が変わってくるのだと思う。

 

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僕の場合、旅行にお金をかけることが多い。

バイトをしてお金を貯めて、休日や長期休みの時に旅行に出かける。

旅行ではヒッチハイクをすることが多い。

サービスエリアで乗せてもらえないか交渉し、普段は出会えない人と車内でお話しながら移動し、有名な場所や行ったことがない地域へ出かけている。

 

やっぱり自分が行ったことがない地域に行くのは刺激が多くて楽しい。

また、一人であれこれ考える時間ができるし、自分から行動しないとなにも起こらないので、結構頭を働かせる必要がある。

普段消極的な僕にとっては楽しみと同時に、修行の意味も込めて旅行している。

 

旅行を始めたころはそれだけでとても楽しかった。

旅行は楽しいのでこれからももちろん続けていくつもりだ。

しかし、徐々に旅行するだけでは物足りなくなってきた。

もっとお金の上手く使えば、さらに旅行を楽しめるのではないかと感じるようになった。

 

そんな時にこの本を読んだ。

「幸せをお金で買う」5つの授業だ。

 

 

この本ではタイトルからもわかるように、幸せになるためのお金の5つの使い方を様々な実験やデータを元に紹介している。

 

 幸せになるためのお金の5つの使い方は次の通りだ。

 

  • 原則1 経験を買う
  • 原則2 ご褒美にする
  • 原則3 時間を買う
  • 原則4 先に支払ってあとで消費する
  • 原則5 他人に投資する

 

その中でも僕は5つ目の「他人に投資する」が気になった。

なぜなら、全く他人のためにお金を使っていなかったからだ。

僕は淡泊な奴だった。

嫌な所をつかれた気分だった。

 

本によると、

他人のためにお金を使った人は、自分のためにお金を使った人よりも明らかに幸福感が高まっている

そうだ。

 

また、面白い研究結果も紹介してあった。

 

 

まだしゃべることのできない赤ちゃん達に、彼らの大好きなクッキーをプレゼントする。

1度目は赤ちゃん自身に食べてもらい、

2度目は赤ちゃんと一緒に遊んでいる赤ちゃんにクッキーをあげるように促した。

 

赤ちゃん本人からどちらが幸せか聞けないので、顔、表情からどちらの方が喜んでいるか判断したところ、

2度目の赤ちゃんの方が喜んでいる割合が高いそうだ。

 

 

どちらかと言えば赤ちゃんはわがままで自己中心的なイメージが強いし、実際にそうだと思う。赤ちゃんはまだまだ成長途中だ。

そんな赤ちゃん達でさえ、自分の好きなもの(クッキー)を手放して、近くの人に与えると幸せを感じるのだ。

 

かなり驚きの結果だった。

だから本を見習って、僕は自分の好きな旅行に行った際はお土産を買って、自分の好きな人達にプレゼントするようにした。

 

するととても僕は幸せな気持ちになれた。

 

お土産を渡してありがとうと言ってくれると嬉しい。

笑顔を見られると嬉しい。

自分の期待以上に喜んでくれると嬉しい。

 

想像以上に幸せなお金の使い方だと感じさせられた。

 

また、お土産屋さんで

「ぴったりなものはないかなー」と

いろいろ考えるのもかなり楽しい。

 

喜んでもらうために珍しいもの、個性的なものをなんとか見つけようと注意深く観察して、発見できたときの達成感もある。

 

あまりお金をかける必要もない。

 

もちろんお金をかけてプレゼントすれば、ある程度、自分が払った金額に比例して喜んでもらえると思う。

しかし、それでは面白くない。

お金をかければ喜んでもらえるのはある意味当たり前な気がする。

 

お土産を渡す友人にぴったりの理由があるものをプレゼントする。

そこは自分の腕の見せどころだ。

素敵やん、と思ってもらえるように頭を働かせる。

 

 

僕は旅行へ行くたびにお土産を買って好きな人にプレゼントすることに決めた。

友達に喜んでもらえるというのは嬉しい。

喜んでもらうために自分の頭で色々考えるのも楽しい。

お土産にお金を使うことで、僕はとても幸せな気持ちになれる。

 

 

皆さんもぜひこれを機にお金の使い方を考えてみて下さい。

誰か自分の好きな人のためにお金を使うのも良いと思いますよ。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

また更新します!